アンチエイジング医学の国際的定義
(1)老けない
(2)病気にならない
(3)死なない
ただ長く生きていても、寝たきりでは人生楽しくありません。いつまでもイキイキと健康的に生活することが大切です。そこで近年、注目されているのが”予防医療”です。
今まで日本では、病気を発見することや、病気になったら治す”対処療法(治療医学)”が中心でした。
例えば胃がんが早期発見・早期治療されたとしても、胃を手術で採られたら一命はとりとめたとしても、その後の人生はいろいろと不自由があるかもしれません。
もともとガンにならないようにすればいい訳です。
今後は病気にならない・なりにくい身体づくりを積極的に推進する”予防医療”が重要です。
現代人の生活は、ストレス社会といわれています。
睡眠・運動不足、栄養の偏り、メタボリック症候群に代表される生活習慣病、動脈硬化を起こしやすい環境にあります。また地球温暖化などの環境変化・破壊等も少なからず影響しているでしょう。
病気になりにくい身体づくりをするには、先ず自分自身の状態について客観的に把握することが大切です。各種検査は、自分の身体のさまざまな情報を得ることができ、病気にならない・なりにくい身体づくりの基礎となります。
しかし検査を受けただけでは効果は現れません。得られた情報によって、日々の生活の食事を変えてみたり、カロリーを控えたり、ジムに通い身体を動かす時間を多くしたり、趣味の時間をつくりストレスを減らしたり、さまざまな工夫やアイデアが必要です。
食生活の中でどうしても不足がちなものがあれば、サプリメントを取り入れるのもよいでしょう。
定期的に検査を受け、日々変化する身体を充分に把握し、その変化に対し、対処・適応していくことが、病気にならない身体づくりの秘訣ではないでしょうか。
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花粉症・アトピー性皮膚炎・アレルギー性鼻炎・気管支ぜんそくはデトックスで解決。
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●アマルガムの除去
ある小児科医は、先ず歯医者で詰めたアマルガムを全部除去させてから、アトピーの治療に入るそうです。アマルガム程度の水銀は身体の中に入っても問題なし、とゆう先生もいらっしゃいますが、わたくしは少しでも有害物質は除去されるべきだと考えています。実際うちの子供にアマルガムを使う気になれません。
●状態の把握ー毛髪ミネラル検査
●アミノ酸・サプリメント等の対処療法
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●デトックス(解毒)・キレーション
Dr.DETOX:¥7,200
アルファデットクス:¥7,200
毛髪は身体の状態を記録した履歴書と同じ。体内の有害ミネラル汚染度の目安となる排泄量が一目瞭然でわかります。
人間の身体はおよそ96%が炭素・水素・酸素・窒素の有機物で構成されています。それ以外のわずか4%の存在ながら、生命維持に不可欠な無機物がミネラルです。
ミネラルはたんぱく質・脂質・炭水化物・ビタミンと併せて、五大栄養素と呼ばれ、これらは互いに補い合いながら生命維持に必要な役割を果たしています。
したがって、ひとつでも深刻な欠乏や過剰が起きると生理機能のバランスを失い、健康障害に繋がってしますのです。
ミネラルは体内で合成する事が出来ず、食事などにより常に補給する必要があります。
近年、食生活や生活環境、ライフスタイル等の変化によって、非常に多くの人がこうした栄養素のバランスを崩し、生活習慣病などを引き起こす要因となっています。
【ミネラルの主な働き】
●歯や骨、血液成分など人体組織の構成材料となる
●生理活動に不可欠な酵素を活性化させる
●神経伝達を補助したり安定化させる
●各種ホルモンの製造や作用を助ける
●免疫組織を刺激し、免疫機能を高める
【有害ミネラル】
体内に過剰に蓄積されると様々な健康被害を及ぼす可能性のあるミネラルです。食物や環境中から私たちの体内に取り入れられてしまうため、完全に摂取を防ぐことはできません。
有害ミネラルの健康に対する悪影響も日々研究が進み、その毒性に対する危険性が大きくクローズアップされ始めています。
【毛髪ミネラル検査とは?】
毛髪検査は、米国などを中心に30年以上の実績を持つ検査法です。日本でも水俣病など有害金属が原因となる疾病に関する参考データとして長年使用され、近年、様々な有害金属に起因する健康被害の問題がクローズアップされ、その対処に関わる重要な検査法として注目されています。
【なぜ毛髪か?】
中国では「髪は血余(けつよ:血の余り)」と言われるように、毛髪には血液中のミネラル成分が常に排出されています。
ミネラル成分の対外排出先としては他に尿・便・汗・爪などがありますが、それぞれに特性があり、尿・便・汗は非常に短い周期で排泄されるため、体内の短期的なミネラル状態の変動を見るのに適していますが、食事や体調などの影響がすぐに反映されてしまい、基礎的な状態把握には不向きです。
毛髪や爪は1ヵ月に1センチ程度と時間をかけて伸びるため、ゆっくりと排出されたミネラル成分が反映され、きられた長さに応じた期間(3センチなら3ヶ月間)の平均的なミネラル状態を把握するのに適しています。
【検査の手順】
1.当院にてお申し込み後、検査キットをお受取下さい。
2.検査キットの説明に従い、同封の返信用封筒にて毛髪をお送り下さい。
3.約10日間後、検査結果が送られてきます。
※検査は、¥8,400と¥10,500(銀座サンエスペロ大森クリニック大森院長のアドバイス付)の2種類あります。
【検査結果送付内容】
以下の書類を専用ファイルに入れてご返送します。
●検査表の見方(1枚)
●検査表(1枚)
●コメント表(1〜3枚)
●検査後の対処について(1枚)
●ミネラルガイド(5枚)
【検査後の対処について】
検査で体内のミネラル状態を把握した後は、検査結果に応じた対処を積極的に行うことが大切です。
有害ミネラルの蓄積が進んでいる方は、何らかの健康障害に発展しないよう、有害ミネラルの排出=DETOX(デトックス)を実践しましょう。
有害金属の蓄積も、必須ミネラルのバランスも、すべては食生活や生活環境、心身の状態などによって作られます。
検査結果添付のアドバイスを参考に、改善に努めましょう。
●デトックス=体内にある老廃物や重金属などを積極的に出すことです。
●キレート=重金属を鋏んで出す。また吸収促進させるときにも使う言葉です。
老廃物、細胞の死骸など=便や尿にて排泄される。
重金属=便、尿、毛髪、汗などによって排泄される。
【出す事の必要性について】
老廃物をはじめ、重金属などは溜めておくと様々な疾患を起こす事があります。
・老廃物=にきび、大腸ポリープ、憩室炎、大腸がんなど
・重金属=うつ病、自閉症、胃腸障害、情緒不安定、アトピー性皮膚炎、乾燥肌など
【デトックスの方法】
デトックスの方法としては、キレート剤をしようする方法、ミネラル摂取をする方法、アミノ酸、クエン酸、αリポ酸などを使う方法、汗をかく方法、断食をする方法などがあります。
排泄経路は、便が70%、尿が20%とほとんどを占め、他は汗、毛髪、爪などです。
【ミネラルバランスが重要】
人間の体は現在わかっているもので、約50〜60種類の元素から成り立っているといわれています。それらのミネラルは、約1000〜2000種類の酵素の産出に関与したり、たんぱく質の立体構造を保つことに使われたり、体の酸・アルカリのバランスをとるために使われています。
【ミネラルの相関関係】
ミネラルには相関関係があり、1種類のミネラルを摂り続けると、他の必要なミネラルを減らしてしまうことがあるので、バランスよく摂取することが大切です。
健康な体は健康な細胞、健康な組織、健康な臓器があって始めて成り立ちます。
人間には「恒常性維持機能」という正常な状態に戻ろうとする力があるので、それをミネラルで強化し、健康を手に入れましょう。
バランスの良いミネラルは、余計な微量金属を排泄し、扶桑kする微量金属を補うことができます。また、ビタミンを万遍なく摂取することで、健全な体へと導き、それによって体調や肌の調子までもが良くなります。
最も優れているミネラル成分は、羊水や人の退役とバランスが似ている海水だといえます。
私が幼稚園に通園していた頃、35年以上前のエピソードです。
その幼稚園は、昼食はお弁当を残さず全て食べないと、その後、自由に遊べないというルールがありました。
私はニンジンが嫌いだったので、外で遊んでいる友達を横目で見ながら、泣きながらニンジンを食べていた記憶があります。
今、このようなことをしている幼稚園は皆無だと思います。
当時、母親がニンジンを私に食べさせようと、砂糖で煮込むのですが、かえってニンジンのニガミと砂糖の甘みが絡み合って、その味がなんとも嫌いだった記憶があります。
とにかく、あの頃のニンジンはドロ臭く、ニオイがあったので、鼻をつまみながら食べた記憶があります。
今の私はニンジンが大好きです。大人になって味覚が変わったと言う事もありますが、今のニンジンは臭いもないし、どちらかというと『甘み』があるようです。
何年か前に、ニンジンの栄養価が変わったとマスコミ等で話題になりました。35年前のニンジン1本と今のニンジン1本は、栄養価が違うのです。
一番の違いは『土壌』の変化かもしれません。
昔のニンジンはミネラルが豊富だったのでしょう。もしかして『こやし』をまいていたかもしれません。
ニンジン1本に限らず、我々人間は食物から栄養をいただいています。まさに『大地のめぐみ』なのです。しかし、今の時代の食生活がから、そのミネラルを十分に摂取することは困難です。
その欠乏したビタミンやミネラルを補給するために、サプリメントを推奨しています。
歯の詰め物に使われている水銀アマルガムはつねに蒸発しています。これがアレルギーを発症させる原因になっているのではないかという疑いがあります。詰め物を変えると、約70%の患者様の皮膚炎が改善したという報告もあります。
水銀アマルガムは安価で耐久性にすぐれているので、150年ほど前から、世界中で利用されてきました。水銀の害毒性については、ごくわずかしか蒸発しないから健康上の支障はないと考えられていました。
しかし、実際のところは、水銀アマルガムの金属結合は弱く、水銀は口の中で常に蒸発しています。食べ物を噛んだり、熱いものを飲むなどの圧力がかかると、水銀の蒸発はいっそう促されます。こうして発生した水銀アマルガムからの水銀蒸気は、水銀を過剰に体内蓄積させることになり、アレルギー性皮膚炎の発症にもつながってくると考えられています。
そこで、水銀アマルガムを歯から除去すると、血液中の水銀濃度が低下することが確認されています。また、水銀アマルガム充填の歯をもつアトピー性皮膚炎の重症患者を対象とした調査では、水銀アマルガムからほかの詰め物に替えたところ、約70%の患者様の皮膚炎が改善し、そのち約60%が完全に治癒したという結果が出ています。
欧米諸国では、アレルギーのほかにも各種の健康障害をもたらすということで、水銀アマルガムを使用禁止する動きが見られます。日本でも使用量は減少していますが、過去に詰め物をしている人は多いので、チェックすることをお勧めします。